こんにちは、そら☆です。
“二頭を追うものは一頭も得ず”ということわざがありますが、そんな教訓を教えてくれる一冊を紹介します☆彡
タイトル:「よくばりすぎたねこ」
作・絵 さとうわきこ 発行 1980年
項 目 | 評 価 |
---|---|
ワクワクドキドキ | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
ほっこり | ★ ★ ★ ★ ☆ |
メッセージ性 | ★ ★ ★ ★ ☆ |
読みやすさ | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
大人にもオススメ | ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
あらすじ
ある日のこと、猫がヒヨコを見つけました。
「しめしめ、ひよこがいるぞ!」

猫はエサを撒いてヒヨコをおびき寄せました。
そして、おびき寄せている間に猫は考えました・・・
“捕まえたら丸焼きにして食べよう!!”

しかし、猫はもっと考えました・・・
“ヒヨコを大きくしてから食べたらいいじゃないか!!そうしよう♪”

いや待てよ!猫はもっともっと考えました・・・
“たまごを産むまで待ってから食べれば、玉子焼きと一緒にたべられる!そうしよう!”
いや待てよ・・・
猫は次々と夢が膨らんでいきます。
そして、最後は、鳥いっぱいに増やしてから食べようと考えます!!

さてさて、猫の考えは、上手くいくのでしょうか??
感想
この絵本は、1羽のヒヨコを見つけた猫が、どんどん妄想を膨らませ、最終的には、鳥の大きな農園を作るところまで妄想します!!
1羽のヒヨコを見つけて、そこまで妄想が出来るのは、ある意味才能な気がして・・・
私は、それはそれで、猫を尊敬してしましました・・・(;^ω^)(笑)
猫は、この妄想を実行するため、ヒヨコを育てて、大人の鳥にまで成長させます!
ここまでは、猫の思い描いた通りの展開でしたが・・・
思わぬ理由で失敗してしまいます!!!
“二頭を追うもの一頭も得ず“という言葉があるとおり、欲張りすぎるとロクな事がないので、この世界です!
猫の失敗は、まさにそんな教訓を教えてくれています。
絵本は、こうした色々な教訓を、お話を通じて、子供達に教えてくれます!
是非、お子さんに伝えたいことがあったら、絵本を通して伝えてみて下さいね☆彡