こんにちは、そら☆です。
保育園や幼稚園でママやパパの似顔絵を描いてきたものをお家でプレゼントされるととても嬉しいですよね!
もうこんなに上手に絵が描けるようになったんだとお子さんの成長を感じる事ができると思います(≧◇≦)
優しい心を育む絵本
そんなママやパパために絵を描いてくれるような優しい心を育む一冊を紹介します☆彡
タイトル:「はるのプレゼント」作・絵 あべ はじめ 発行 2011年
項 目 | 評 価 |
---|---|
ワクワクドキドキ | ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
ほっこり | ★ ★ ★ ★ ★ |
メッセージ性 | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
読みやすさ | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
大人にもオススメ | ★ ★ ★ ★ ☆ |
絵が可愛らしい心温まる絵本です♪
あらすじ
とっても寒い冬の日。
こぐまのフックが住む森には、毎日雪が降っています。
寒いのが苦手な父さんは、寝込んでしまいました。

フックが「父さんの為に何か出来ないかなぁ??」と考えていると、
父さんが外を見ながら「今年はまったく寒いな!早く春の森が見たいものだ!」と言いました。

それを聞いたフックは、得意のお絵描きで、春の絵を父さんにプレゼントすることを思いつきました。
早速、画用紙とクレヨンをもって外に飛び出し、仲間の動物達に春はどんな感じか聞く事にしました。
初めに会ったシカさんは、「春は美味しい緑の草が生えるんだよ」と教えてくれました。
フックは、画用紙に緑の野原を描きました。

そこにカモさんがやってきて、「春は氷が解けて魚たちがたくさん跳ねるんだよ!」と教えてくれました。

フックは、また新しい画用紙に魚の絵を描きました。
そして、その後もねずみさんやトンビやおさるさんも来て、それぞれ思い思いの春を教えてくれ、そのたびに絵を描きました。
しかし、一人ひとり違う事を言うのでフックはどれが本当の春かわからなくなってしました。
途方に暮れている所にフクロウが話掛けてくるのですが・・・
さてさて、フックは、無事に春の絵をお父さんにプレゼントすることが出来たのでしょうか??
感想
こぐまのフックは、寒いのが苦手で元気のない父さんを元気付ようと、春の絵を描くことにします。
寒い冬のお話なのにフックの父さんを思いやる優しい気持ちで、なんだか心がポカポカに温まりますね(●^o^●)
皆さんが体調を崩した時に、お子さんが心配をしてくれて、その優しさを感じたことがあると思いますが、この絵本は、その時のお子さんの優しさを思い出させてくれて、よりお子さんを愛らしく感じさせてくれると思います。
そして、子供は、“絵本の中に入り込んで体験が出来る特殊能力”を持っていますので、この絵本を読み聞かせてあげると、皆さんのお子さんは、父さんの為に頑張るフックの姿をみて、自分とフックを重ね合わせて、ママやパパの事を思いやる優しい心が育まれます(>_<)
是非、かわいいらしいフックに会いに、一度手にとってみて下さいね☆