“褒め方がわからない”
褒める時間は、お子さんの成長のチャンスです☆★
この記事では、褒める事の効果を心理学を用いて解説していきます!
目次
褒めることの効果
褒める効果1「粘り強く挑戦する力が身につく」
褒められることは、お子さんにとっての“成功体験”です。
“ご飯を残さず食べて褒められた!”
こうした、頑張れば褒められるという“成功体験”を積み重ねることで、ポジティブな思考になり、自信に繋がります!
そして、何かに挑戦して壁にぶつかった時も、こうした“成功体験”を多くしていることで、粘り強く挑戦することが出来るのです!
褒める効果2 「自己肯定感につながる」
褒められることで、お子さんは、“自分は必要とされている”と感じます。
こうしたことが、自分自身の事を好きになるきっかけとなり、自己肯定感を育むことに繋がります!
褒める効果3 「親子の絆が深まる」
ママやパパに褒められることで、家族に必要な存在であると認識し、家族の一員としての自覚も芽生えます!
そして、ママやパパの事がもっと好きになり、親子の絆が深まります!

褒めることで、これだけの効果があります。
褒める効果!ピグマリオン効果って知ってますか?
そのカギになるのは、ピグマリオン効果です!!
ピグマリオン効果とは、教育心理学における心理行動学の1つで、他人から期待を受けることで、実際にそのとおりに成果を出すことができる効果のことをいいます!
これは、他人から期待されると、人は“その期待に応えたい”と思い行動することにより、実際にそのとおりの成果を出すことができるというものです!
褒められて育つか叱られて育つかで性格が変わる!?
このピグマリオン効果は、小さなお子さんでも同じ作用があります。
“いい子だね”と褒められて育ったお子さんは、“自分はいい子なんだ”と思い、いい子の行動をとります!
逆に“なんでそんな悪いことばかりするの!”と言われ続けると、“自分は悪い子なんだ”と思い、そうした行動を続けてしまいます。
このように、ピグマリオン効果により、お子さんの自分自身の評価(セルフイメージ)は、他人からの評価、特に身近な人からの評価によって大きく影響します!
褒めて育ててあげることで、自分に自信を持ち、ポジティブな考えや行動ができる子に育ててあげることが出来るのです!!

褒め方にも工夫が必要??
いくら褒めて育てるのがよいからといって、やみくもに褒めても意味がありません。
褒められることが当たり前になったり、褒められないとやらない子になってしまったり、むしろ逆効果になってしまう場合もあります!!
褒め方にはコツがあります!!コツを抑えてお子さんを褒めてあげましょう♪
1 結果より過程が大事
お子さんを褒める時は、結果を褒めるのではなく、それまでの頑張りについて褒めてあげて下さい!!
「テストで100点取って凄い!」「運動会で1番になって偉い!」
こうした褒め方をすると、“次も100点を取らなければいけない”や“2番ではダメなんだ”と思い込んでしまい、それがお子さんの重圧になってしまう場合があるからです!
なので・・・
「テストで100点取ったんだ!!毎日コツコツ宿題やっていたもんね!その成果が出たんだね!」
このように頑張った過程を褒めてあげるように心がけて下さい☆彡
2 具体的に褒める
褒める時に、「偉いね!」、「凄いね!」と漠然とした褒め方だと、お子さんの心には響きません!さらに、“僕のこと全然わかってない”とさえ思ってしまうこともあります。
なので・・・
例えば、「いつも食べれないピーマンを頑張って食べて偉かったね!」
お子さんを褒める時は、具体的に何が偉かったのか!凄かったのか!をきちんとつけて褒めてあげて下さい!
こういった言葉を付けることで、お子さんは、“自分の事の頑張っているところをちゃんと見ててくれている”と感じ、また、頑張ろうという気持ちに繋がります!

・・・とはいっても叱ることも必要!
ここまで、褒めることについて書いてきましたが、当然、悪いことをした時は、叱ることが大切です!
子供は、叱られることで、“これはいけないことなんだ”と段々、善悪の区別がつくようになってきます!なので、悪いことをしたら、それは悪いことだと叱ってあげて下さい!
褒める効果のまとめ
・褒めることで、たくさんの良い影響がある!
・褒められて育つか叱られて育つかで、性格にも影響がある!
・褒め方にもコツがある!
・叱ることも大切!
いかがでしたか?
お子さんは、大好きなママやパパに褒められることが何よりもうれしいものです!
そして、そうした嬉しかった思い出は、覚えていなくても、その子を生涯にわたって支える力にもなるのです!
是非、お子さんをたくさん褒めてあげて下さいね♪
この記事が、皆さんのお役に立てばうれしいです☆彡
