こんにちは、そら☆です。
ほっこり!だけど実は地球環境を考えさせてくれる一冊を紹介します☆彡
タイトル:「カミーユとすてきなうみのたからもの」
作 ジャック・ディケノワ 訳 石津ちひろ 発行 2010年
項 目 | 評 価 |
---|---|
ワクワクドキドキ | ★ ★ ★ ★ ☆ |
ほっこり | ★ ★ ★ ★ ☆ |
メッセージ性 | ★ ★ ★ ★ ☆ |
読みやすさ | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
大人にもオススメ | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
あらすじ
くじらの歌が聴きたくて、きりんのカミーユは海の真ん中までやってきました。

海の中にそーっとマイクを入れてみると・・・
「うわぁ、本当にクジラが唄ってる!!」
くじらの歌にカミーユは思わずうっとり・・・。

しかし、
ヒュ~ルルル~ヒュ~ルル~・・・・・
「あれ??なんだか苦しそうな声・・・」

カミーユは、もうすぐ息を吸いに上がってくるはずとクジラを探すことにしました!
あ!!あそこにいた!!
近づいてみると・・・
「わあ~ひどい!!油で体がベトベト!!」

「あれ??息もしていないぞ!!大変だ!!」
カミーユは、オールに布切れを巻き付けて、クジラの鼻の穴を綺麗にお掃除をしてあげます!
クジラは、お掃除をしてもらったことで、息が出来るようになります!

そして、カミーユは、クジラ体を掃除し始めます!

外が終わったら、お腹の中もお掃除です!

クタクタになったカミーユは、クジラのお腹の中でいつの間にか・・・zzz
すっかり元気になったクジラは、カミーユを連れて海の中に潜ります!
そして、ふかーい海の中で、カミーユの為だけに歌を唄います!!
ヒュ~ルルルゥ~♪ヒュ~ルルルゥ~♪

なんとも心地のいい歌声です♪
素敵な歌をありがとう!くじらさん!!

感想
この絵本は、可愛らしいキリンのカミーユがクジラの歌を聞きに、海に行って、クジラを触れ合い、最後はほっこりさせてくれる一冊です!
しかし、もう少し深く考えると、クジラが凄く汚れていたのは、後ろを通っていた、タンカーの油が原因です!

もし、カミーユがいなかったら、このクジラは息が出来なくて死んでしまっていました!
この絵本では、そのことをほっこりするエピソードで描かれていますが、私達が暮らしている地球環境のことについて、ちゃんと考えなければいけないことを教えてくれています!
是非、楽しいお話しだったね!というだけでなく、地球環境を考えるきっかけにしてみて下さいね☆彡