こんにちは、そら☆です。
嘘をついてしまった事を後悔する一冊を紹介します☆彡
タイトル:「あたし、うそついちゃった」
作 ローラ・ランキン 訳 せなあいこ 発行 2013年
項 目 | 評 価 |
---|---|
ワクワクドキドキ | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
ほっこり | ★ ★ ★ ★ ☆ |
メッセージ性 | ★ ★ ★ ★ ★ |
読みやすさ | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
大人にもオススメ | ★ ★ ★ ★ ☆ |
「あたし、うそついちゃった」のあらすじ
ある日の学校の休み時間。
ルースは、草の上に何か落ちているものを見つけます!
うわぁ、凄い!!ちっちゃなちっちゃなカメラです!!

覗いて見て、カシャ!!
「虫さん、はい! チーズ!」 カシャ!!
「学校さん、はい!チーズ!」カシャ!!
「マーティン、はい!チーズ!」 カシャ!!
でもマーティンはチーズ!と言ってくれません!!

「それ僕のじゃないか!!」マーティンが言いました!
ルースはビックリ仰天!!
「違うもん!私のだもん!!」
思わず嘘をついてしまい、ルースは教室に駆け込みました!

教室に入っても、ルースとマーティンは、カメラがどっちの物か言い争います。
ルースは、自分が嘘をついているのは、わかっていましたが、ちいさいかわいいカメラがどうしても欲しくて、嘘をついてしまいました!!
見かねたオルセン先生が、カメラを取り上げて、
「明日、もう一度話し合いましょう」と言いました。

その日、ルースは、ずっとお腹がひっくり返りそうでした。
そして、お家に帰っても、ずっと元気がなく、大好きなマカロニグラタンも食べれませんでした。

ベットに入る時間になって、ルースは泣き出しそうになります。
そして・・・ママとパパに学校であったことを話します。
パパは「何が悪かったと思う?」とルースに聞きました!
ルースは「私のカメラだって、言った事!わたしのじゃないのに。。。」と答えました。
パパは「そうだね!それがいけなかったね!でも、明日はやり直せる!オルセン先生もマーティンもきっとわかってくれる」とルースに言い聞かせました!

次の日、ルースは不安で朝ごはんを食べられませんでした。
オルセン先生はわかってくれないかも。。。
マーティンは口をきいてくれないかも。。。
そして、学校に行き、ルースは先生の所に行く決心をしました。
深呼吸をして、教室の前に向かって歩きます。
長い・・・長い・・・道のり。
オルセン先生の机までが遠く感じました。

そして、オルセン先生に嘘をついてしまった事を素直に話しました!
するとオルセン先生は・・・
「本当の事を話してくれてありがとう!!とっても勇気のいることだったね!」
とルースをギュッと抱きしめて、おでこにキスをしてくれました!

そして、マーティンにも謝りました!
マーティンも「いいんだよ!」と許してくれました!!
ひっくり返りそうだったお腹があっという間に元に戻りました!
席に帰る時には、ちょこっとスキップしたくらい!
そして、オルセン先生がよんでくれたお話は、今までで一番面白く感じました!

「あたし、うそついちゃった」の感想
主人公のルースの様に、咄嗟に嘘をついてしまって、引き下がれなってしまう・・・
こうしたことは、大人でもあると思います。
同じように悪さをしたことを誤魔化すために嘘をついたり、怒られたくないから嘘をついてたりと言ったことは、どのお子さんにも芽生える感情です。
しかし、嘘をつくことはいいことではありません!しかも嘘は“癖”になってしまいます!
初めの内は、ルースのように嘘をついた事を後悔しても、だんだん嘘をつく癖がついてしまうと、そうした罪悪感も段々なくなってしまい、大人になっても、嘘をついて誤魔化す人間になってしまいます!
そうならないように、幼少期に“嘘をついて誤魔化すよりも、正直に謝ることの方がいい”ということを教えてあげる必要があります!
ただ、こうしたことを言葉で伝えてもなかなかお子さんの心の奥には伝わりにくいものです!
そんな時こそ、絵本の出番です!
子供は、絵本を体験することが出来るので、皆さんが伝えたい事を、お子さんの心の奥に伝えてくれます!

お子さんが、何か嘘で誤魔化した時!
是非、この絵本を読み聞かせてあげて下さい!
きっとルースを見て素直に謝ることがいいことだと気づいてくれると思いますよ☆彡

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